2月25日に実施されました「土地活用プランナー」の認定試験の合格者が発表され、無事に合格できました。
この「土地活用プランナー」は、公益社団法人東京共同住宅協会が運営する資格です。その専門知識を活かし、オーナー様の土地を最大限活用できるようサポートする土地活用の専門家という位置づけとのことです。詳しくは、HP(土地活用プランナー)をご参照ください。
この資格は、ADR調停人になるための基礎資格の一つでもありますが、現時点では独占業務があるわけでもなく、国家資格でもなく、認知度も高くなく・・・活かすも、無駄にするも、自分次第なのだと思います。
試験と試験勉強について触れておきます。(2024年3月時点)
試験は年2回で、1時間で選択式40問です。計算機の持参も許されておりますが、計算機を必要とするような---個人差はあると思います---四則演算を駆使する問題はないです。2時間で選択式50問である宅建等の試験に比べて1問あたりに使える時間が短いですが、問題の内容はシンプルなので---これも個人差はあると思います---時間が足りなくなることはないと思います。
試験勉強で使うのは、同HPで購入できるテキストの一択だと思います。上・中・下巻の3冊で構成され、各々200ページ余りあります。辞書のごとく小さい字がビッシリ・・・ではないので、読みやすいと感じました。過去問は広まっておらず(試験では問題集も回収されます)、入手できるのは同HPに載っている過去1回のみです。
テキストを一通り読んで、過去問を解いて、過去問の問題に関連する事項をテキストで読み返すということを行いました。私の性格故にキッチリとテキストを読んだので、総勉強時間は20~30時間くらいだと思います。
こんな勉強をすれば、試験は難しくないと思います。一方で、この資格の狙いや、テキストの多くを占める土地活用の話を考えますと、試験は記述式の土地活用シミュレーションや提案書作成などにすれば面白いだろうに!?と感じました(採点する方が大変で、現実的ではないかもしれません)。
こんな様に取得した「土地活用プランナー」ですが、これを活かした実例を紹介できるよう考えていきます。